ノルウェーデザイナー:リフォームした60平米のアパート暮らし
ノルウェーのElias OlderbakkとAnna Grøgaardは、オスロにある1890年代のアパートメントを全面的にリフォームし、建物の古き良き魅力と現代的な機能性を融合させた。
ベッドルームをオフィス兼、読書スペースに改造し、統合収納を備えた本棚や小さなクローゼット、コーナーデスクを配置した。廊下には温かみのあるパイン材のワードローブユニットを設置し、収納と座る場所を兼ねたベンチも作成。これらの新しい要素は、空間の機能性と有機的な雰囲気を向上させることを目的とした。
キッチンは、木製キャビネットとメタルの調理台がミックスされ、効率性を追求したレイアウトになっている。木製のキャビネットの中には、冷蔵庫が収められており、IH調理台には換気口が内蔵されている為、スッキリして見える。キッチン天板の上は、オープンシェルフが設けられ、調光できるユニークなウォールランプが照明として機能性と美観を高めている。
リビングエリアには長さ4.5メートルのベンチがあり、普段使いのソファとして、もしくはゲスト用ベッドとして、多目的に使用できる。また、ベンチ下にはたくさんの収納スペースを設けている。
小さなスペースで課題となるのは、多機能性と快適性、アイデンティティのバランスをとることだ。都市での生活は多くの人が小さなスペースに住んでいるが、実用的な機能を効率よく組み合わせることで、快適さと個性的なアイデアを作り出すことができる。
Creative Couple’s Hand Crafted Norway Apartment, 60sqm/646sqft
Elias Olderbakk and Anna Grøgaard of Norway completely renovated an 1890s apartment in Oslo, combining the building’s old-world charm with modern functionality.
The bedroom was converted into an office and reading space with bookcases with integrated storage, a small closet, and a corner desk. A warm pine wardrobe unit was installed in the hallway, and a bench was created to serve as both storage and seating area. These new elements were intended to improve the functionality and organic feel of the space.