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マンハッタンの37平米マンションを最適に改装するアイデア

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How an Architect Optimized a 400-Square-Foot Manhattan Apartment | Architectural Digest

In this episode, Tracy Underwood of ABC Signature, the room’s owner, and Robert Garneau, the architect who did the renovation, show how one room (37 square meters) in a 1930s apartment building was optimally renovated.

このエピソードでは、1930年代に建てられたマンションの1室(37平米)がどのように最適にリノベートされたのか、部屋のオーナーである ABC Signature の Tracy Underwood と リノベーションを手がけた建築家の Robert Garneau が紹介する。

ビルトインのキャビネットは、小さなスペースでも多機能なデザイン建築の要素として機能し、豊かな素材感を保ちながら、持ち物を収納したり空間を構造化し、生活感を最小限に抑えてくれる。照明は、戦略的に配置したり隠れた照明器具にすることによって、広いエリアに見せるため、安らぎの感情を与えてくれる。

バスルームは間取りを再構成した。片側のコーナーにシャワースペース、反対側にトイレスペースと分けて、狭いながらも快適なレイアウトに変更。深いグリーンのタイルやテラコッタのフローリング、間接照明でバスルーム全体に温かみと広がりを演出している。

キッチンはリビングルームの拡張スペースとして、小さいながらもフル装備で、収納力も十分にある。ゴールドやシルバカラーの金属や石材の質感を活かし、統一感のあるデザインに作り上げた。
キッチン台には、Mieleのガスオーブンレンジと、ディッシュウォッシャー。向かいには壁面収納と一体型のビルトイン冷蔵庫とパントリーを備えている。

古い建物ならではの歴史的な要素と現代的な機能性のバランスをとることはとても重要だ。元々リビングルームに備え付けられていたラジエーターには古いタイプのメタルフックが付いており、これらの金属パーツを磨き直し、アンティークな雰囲気をそのまま活かす。巧みなデザインのディテールが美観を高めている。これらの要素を思慮深く統合することで、空間の歴史的なエッセンスを維持しながら、現代的な利便性を加えている。

ベッドルームでは、プラハで見かけたドアからインスパイアされてクローゼットとドアをデザインした。フルートガラスと真鍮のトリムをカスタムドアに使用することで、光が拡散して反射して空間をより明るく開放的に感じさせる。

窓から入る美しい日光を有効的に利用するために、窓の向かい側の特定の位置に鏡を設置すると、別の光源を取り込むことができる。小さなスペースは、New York Cityのような狭い都市環境では、広くて疎外感のあるエリアよりも居心地がよく感じられる。

Hudson Valley Lighting

Hudson Valley Lightingは、1985年に創業されたニューヨーク州のハドソンバレーを拠点とする高品質な照明ブランド。クラシックなデザインと現代的なエレガンスを融合させた製品で知られている。シャンデリア、ペンダントライト、ウォールスコンスなど多岐にわたり、住宅やその他施設のインテリアを格上げする存在として、多くのインテリアデザイナーから支持されている。

Robert Garneau

Robert Garneau は、ニューヨークを拠点とする建築設計事務所 Architecture Workshop PC (AWPC) を率いる著名な建築家で、ニューヨークを中心に住宅、複合施設ビル、プロダクトデザインなど幅広いプロジェクトを手掛けてきた。彼の代表作として、Via Verde New York や、Fulton Center などがある。